my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

雨後の桜

昨日は土砂降りの雨だったが、今日は快晴。陽気に誘われて、シフォンのスカートを履いてみた。スプリングコートから覗くシフォンの裾が歩くたびに揺れて、春を喜んでいるみたい。ピアスも細い銀のアメリカンピアスにして、Y字のネックレスにしてみた。季節…

14番目の月

遅く起きてブランチ食べて、洗濯して掃除して、買い出しに行って、といつもの週末。平日はいつも週末が待ち遠しく感じられるのに、実際週末になるとたいしたことをしているわけではなかったりして、日々が過ぎていく。 ずっと昔から金曜日の夜が一番好きで日…

シーズ ザ デイ(上)

『シーズ ザ デイ』上巻(鈴木光司著。新潮文庫。「Seize the day」。the day=勝利とか、戦いの意味かな? 勝利をつかめ、っていう感じでしょうか。)を読了。いつ読んでも鈴木光司の描く男性はいいなあ、などと顔が綻ぶ。健全で逞しくて、父性的な愛情に満…

距離

優しさにふれたなら、近づきたいと思う。距離を縮め、おそるおそる歩み寄りながら、体温を感じる距離まで近づいて、いつしか相手を知ったような気持ちになっていく。そしてふいに手を伸ばして何かにふれて、驚いて後ずさりする。その感触が、これまで感じて…

書くわたし、読まれるわたし

ホームページをはじめるまで、学生時代もわたしは日記をつけたことがなかった。つけようとも、思わなかった。それなのに、何度かサイトを移転したり、様相を変えながらもまだ日記を書いている。 その頃から知っていた人や、交流が途絶えた人、今はネットをや…

ページのレイアウト

web

なんだか、既存のテーマを使ったら、いまいち気に入らない部分があって、悶々としている。タイトル文字が真ん中に来るのでバランスが悪いから右に寄せたいとか、カスタマイズしたいところがいくらか。 いっそ、CSS書き直すか、と思ってはみるものの、やり始…

オトナの境界線

ほぼ日の「今日のダーリン」を読んで、桜餅の葉っぱを思い出している。 そういえば桜餅の葉を食べたことがない人がいて、”果たしてこれは食べるものなのか?”と話題になったっけ。「だって葉っぱじゃない!」と言うので「いや、紫蘇だって葉っぱじゃないの」…

おいしい?

web

「これからはblogやで*1」とある人がチャットでのたもうた。「…それっておいしい?」と、いつも通り、分からない言葉には反応するわたし。そろそろ新しいことを始めて見るのもいいかなと、思い始めていた今日この頃。 よそ様のページでそのやうなものを確か…

stand alone

pc

会社のプリンタが壊れてしまった。 今年の春、わたしと一緒に今のオフィスに引っ越してきたプリンタなのだが、その前から使っていたので考えてみると3年ほど使っていただろうか。 LAN回線でつながれている4台のパソコンで共有しているので、もう十分に減価…

オーデュボンの祈り

伊坂幸太郎著 『オーデュボンの祈り』*1を読み終えた。 文体や人物描写や謎解きに、若干味わいというかディテールというか、まろやかさが足りない感じはあるものの、そんなことはさて置いて…心に風が吹くようなラストが良い。うん。欲を言えば、登場人物がも…

黒蠅

検屍官ケイシリーズの最新作、パトリシア・コーンウェル著『黒蠅』*1を読み終わった。 前評判がいまいちだったので、期待薄だなと思っていたのだが、自分で確かめたかったし、シリーズは全て読んでいるので、今更読まないのも、と思って(こういうところは妙…

負け犬の遠吠え

酒井順子著『負け犬の遠吠え』*1が話題になっている。 どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは『女の負け犬』 と、著者自らが負け犬宣言をしたエッセイだが、負け犬と言うネーミングのインパクトがあるせいか、うちの会社のボス(59歳♂)ま…

巷説百物語

京極夏彦『巷説百物語』*1を読み終わる。 小編からなるため、京極堂シリーズより展開が早く、読みやすい。かといって、お得意の仕掛けも健在で、京極ワールドが十分堪能できるところが偉い。京極夏彦が始めての人にも取っつきやすく、お勧めできると思う。 …