なめたらあかんぜよ

勤めて以来、初めて怒った。つうか、啖呵切った。ものすごく疲れた。
取引先の担当者がちょっと我慢がならないと前々から思ってはいたんだけれど、もう少しで担当も変わるし、後任はまともそうだし、まぁ目を瞑っておくかとも思っていたんだけど・・・。
やんわりと突っ込んで聞いてみたりしたら、あまりのいい加減さ、根拠のなさ、現状を把握してないで面倒だからとリスクも考えず決めようとする姿勢に、正直腹が立った。迷惑がかかるのは現場のスタッフともう一方の取引先の一生懸命やってくれている担当者だったりするから、言わずにはおられなかった。後任者の挨拶もそこそこに、現場も実務もそうじゃないよ、と言ってみた。会社として仕事をお願いしているんだからそれに見合うアウトプットがあれば文句はないけど、それで本当にできるんでしょうね？いざというとき責任とれるんでしょうね？目先の手間と先々のリスク、よく考えてね。と言ってみた。
スッキリするかと思ったら、どっと疲れたよ。
もう一方の取引先の担当者が「スッとしました」と言ってくれたのが救い。
結果、わたしやスタッフが当初からこっちのほうが自然ではと考えていたとおりになった。
目先数秒数分の手間なんて、スタッフはそれほど重荷に思ってなんていないものだ。能力やスキルには違いがあっても、スタッフは皆綺麗な仕事を望んでいるものだし、押しつけられなくても誇りを持って仕事をしている。
そんなことをわかりもしないでルールやフローを決められるほど、甘くないんだよ。人は肩書きについてくるのじゃない、何をしてきたか、きちんと見ているものだ、と思う。見合わない肩書きなんて絶対に要らない。そう思う。