my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

不運な休日

午後から元気に近所の子と遊びに出かけた娘。約束のおやつの時間を過ぎても帰ってこないので、心配になっていたら、夕方友達とそのお母さんに連れられて、怪我をして帰ってきた。公園に自転車で遊びに出かけ、途中で大人と接触してしまったらしい。なんでも相手の方の自転車のブレーキが調子が悪くて、止まらなかったのだとか。
娘の頬はコンクリートに擦り付けた痕があり、右手の人差し指は第二関節まで皮がめくれている。痛いのは仕方がないとしても、擦り傷以外に大きな怪我はなく、一安心。右手なので不自由でかわいそうだけれど、こういうこともあるものだ。
お母さんを呼びに行ってくれた友達に「大丈夫よ、連れてきてくれてありがとうね」とお礼を言い、悪くもないのにごめんなさいと言ってくださるお母さんに、恐縮しつつお礼を言う。


家に入り慰めると、娘は泣き出した。膝の上にのせて抱きしめながら、安心させる。このくらいの子供はどんなことでも自分の責任というのを感じてしまうものだ。
ただ、約束の時間を守れないことや、どこにいるか必ず連絡するという約束や、約束そのものを忘れてしまうことに対して、お説教しながら、消毒して膏薬を塗る。顔は気になるし、右手は不自由だろうけれど、ゴールデンウィーク中にはなんとか見られる程度になるだろう。
夕食はお箸が使えそうもないのでスパゲティにしたけれど、フォークも上手く使えなかったので、食べさせてあげた。お風呂はシャンプーできないので洗ってあげる、と言ったら、見るからに嬉しそうな顔をする。なんだか幼い頃に戻ったようだけれど、甘えさせてあげられる口実ができるのは実は親の方も密かに嬉しかったりする。