my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

主義を変える

幼児教育なるものが嫌いだった。気持ち悪いとさえ思っていた。なので娘には何もせず過ごしてきた。これまで勉強は教えてあげればどんどんおもしろがって覚えていくので娘に教えることにもさして苦労をしていなかったのも大きい。塾講師や家庭教師のアルバイトをしていたので、わたしも教えるのは多少自信があった。

が、2年になって徐々に算数の足し算にまごつきだし、少しずつ算数のテストが点数が落ちていくのも気になり始めた。足し算は算数の土台だから、悩まずに覚えてしまった方が楽なのだが、どうも足していくイメージに拘っているらしく、楽に計算していく算数のセンスがないようだ。わたしも帰宅してから教えられる時間も精神的余裕もない。このままでは本人が非常に苦労するのではないか、と思い始め、ここに至って主義を変更。塾に行かせることにした。

月曜日と木曜日、近所の公文に通わせることで、毎日学童よりも生活に変化があっていいような気もする。そんなわけで今週一度連れていったのだが、今日は始めて自分で通う日。朝あらかじめドアの内側に「鍵を忘れないでね!」とメモを貼っておく。出かけるときに目に付けばさすがに気が付くだろう。
新しい習い事はウキウキするものだ。今週は毎日楽しそうにわたしが帰るまでに公文で出された宿題をやってくれていた。このお陰で寂しがる様子も見られなくなった。何か夢中になることが出来ると、心許なさも消えてしまうのだろう。今日は学童を早めに上がる手筈を整えたので、冷蔵庫におやつを用意してあったのに、それにも目もくれず、公文に行った。鍵もちゃんと忘れずに出かけたようで一安心。

こうなれば家中いろんなメモだらけにしておこうかと思案中。