my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

I only wanna be with you

先日急に「アリーmyラブ」が恋しくなり、曲を聴いていたのですが、中でもお気に入りだったのが、Vonda Shepardのこの曲です。この海外ドラマはなぜこんなに女心がわかるのだろうと唸るようなDavid E Kerryの脚本と個性的なキャストももちろんですが、曲がいい!ということも大きな魅力だったのです。

なんとなく聴きおぼえがあったのですが、まさかこの曲のカヴァーだとは気付かなかった・・・・。

これって、ベイ・シティ・ローラーズのヒット曲「二人だけのデート」ではありませんか。*1
オリジナルのDusty SpringfieldしかりBay City RollersやTommy February6など様々な歌手によるカヴァーも基本はどれも明るいイメージで仕上げられています。でも、アレンジが変わると、歌詞の意味も違って思えてくるから不思議。I only want to be with you(ただ、あなたと一緒にいたいだけ)という言葉のニュアンスが全然違うのね。
とにかく一緒にいたいの!という恋心が、Vondaバージョンはもう手に入らない切ないもののように聴こえます。

料理の仕方でメロディの味わいも変わるものですね。

*1:昔、お姉ちゃんがいる子の家に遊びに行くと、彼らのポスターが良く貼ってありましたねえ。ちなみにお兄ちゃんがいる子だとKISSだったり。