my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

届かない歌

なにがいけなかったのだろうと 繰り返す夜半は
なにをすればいいのだろうと 思い巡らす夜明になり


それでも答えは でなくて


後悔は 痛みしかもたらさず
自責は 出口をおしえはしない


それでも答えが ほしくて


眠れぬ夜のシーツの皺を
ひとつひとつ数えるように
ことばを捜す


伝わらなくても
伝えられなくても


それでも 歌うのは
歌い続けるのは


無駄なことだと
あなたは嗤うのでしょうか