my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

チョコには魔法がよく似合う


チャーリーとチョコレート工場」を観に行く。これはわたしからではなく、娘からのリクエスト。まだわたしがチェックもしていない頃から、テレビCMで知ったのか、「これが観たい!」と言っていたのだ。先月の連休は、「マダガスカル」を見に行ったのだが、自主的にこういうリクエストをしてくれるので、何となく良いことだ、と思っていたりして。

この話、なにが彼女の興味を惹いたのかしらん?と興味を持ったのだが、取りあえず日本語吹き替え版を探して新宿へ。風刺や英語的会話の妙味なんてものは理解できなくても、子供は子供なりにすんなりとその世界観や空気を受け容れて楽しんでしまうものだ。
「これは、パイレーツ・オブ・カリビアンの海賊の役者さんだよ。全然違って見えるでしょう?」と言うと、驚いたその後で「えっと、ジョニー・デップでしょ!」と返事が返ってきて驚いた。なんだか洋画好きになりそうな予感。

映画を見終わって感想を聞くと「マダガスカルより好き!」とのこと。うんうん。いや、勿論ドリームワークスものも王道的で好きだけどね。君はやっぱり母に似てこっちなのかね。

翌朝、ニコニコしながら「あー、チャーリーとチョコレート工場の夢見たよ! 面白かった!」と言いながら起きてきた。
よほど楽しかったんだろうなぁ。ああ、一緒におとなしく映画鑑賞できるようになったのはとってもとっても嬉しいけれど、欲を言えば字幕版で観られる日が来ないかなあ。

それにしても不思議だったのは、妙に日本語吹き替え版のカップル比率が高かったことだ。普通なら日本語吹き替え版なんて、放映箇所も時間も限られてしまうし、わざわざ行くのは親子みたいなイメージだったのだけれど。声優さんが好きだとか、そういう特別な理由でも無い限り、やっぱり字幕で観たいものではなかろうかなぁ。それとも字幕なんて面倒くさいって思うのが若者なのかしら。うーん、謎。