my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

手帖とブラウン管と娘

娘がNHK俳句という渋いテキストを持って帰ってきた。「まさか、これに出てるんじゃないでしょうね?」と聞いたら、「載ってるよ」との返事。なんと小学生の俳句会の様子が掲載されていて、娘のも載っているではないか。
先日も地元のニュースに取り上げられたときのビデオを持って帰ってきたし、俳句の新聞に娘の写真を載せてもいいかと聞かれたりした(思ったより大きい顔写真だったらしく、驚いた学童の先生から会社に掲載の有無を求める電話がかかってきたので、申し訳ないけれどもお断りしてしまったのだけれど)。よほどネタがないのか、俳句の世界は、と、勘ぐりたくなる。
ちなみにビデオを見てまず思ったことは、「あれ? うちの子こんなだった? なんだかおかしい。そう、もっと、……もっとかわいいはず……」
ブラウン管は残酷である。やはり、テレビに映るアイドルやタレントは特別なのだ。如何に我が子が可愛いと思ってはいても、如何に親が贔屓目で見たとしても、現実はこうなのか、とガックリ。
ああ、髪がはねてるとか、もっと可愛い洋服を着せれば良かったとか、足掻いてみても後の祭り。
でも、でもさ、きっとカメラマンやディレクターに被写体への愛が足りないのよね。わたしが撮ったらもっと可愛いもん(←手の施しようがない親バカですいません)。

それにしても、NHKテキストの付録「俳句手帖」を眺めている小学生って……端から見ていて渋すぎる。