my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

当たられる日

なんだかものすごく疲れた一日だった。こちらの仕事も多かったのだが、それよりも仕事が煮詰まって来つつある部長が、やたら絡んでくるような。とはいえ、わたしの揚げ足を取るというのではなく、たとえば共有のソフトが入っているパソコンを「このパソコンしばらく使いますけど、いいですか?」とか申し出てみると「どうぞどうぞ、ずっとどうぞ。なんなら持っていったら?」と言われたり、いちいち余計な言葉が付いてくるのである。最初は気にしないでいたのだが、聞いているのかなんなのかわからない大きな声での独り言は多いし、毎度その調子だとさすがに疲労困憊。終了間際になって「今日一日、ずっと何なんですか? わたし何かお気に召さないことしましたか?」と正面切って言ってみた。少し困惑しつつ「別に何もありませんよ。いつもと同じですよ。」との返事。でも自分が一日不機嫌でわたしに当たり続けていたということは自覚したようであった。たまにはハッキリ言ってみるのも良いのだな、と思ったけれど、直球投下後はいつものことながら異常に疲れる。へとへと。

いつも思うのだが、世の中には当たられやすい人と当たられにくい人がいると思う。で、わたしは何故か当たられてしまう人のような気がする。それは人を選んでいるのか、それともたまたまなのか、わたしの中の何かがそういったものを刺激してしまうのかと、悩んでしまったりもする。
正直に言うと、わたしは俗に言うヒステリーという症状が苦手で(女だから経験がないとは言わないけれど)、自分の中のそういう部分も醜いと思うし、他人のそう言う部分も見たくないと思っている。けれども世の中には確実にヒステリーな男性が増えてきて、ヒステリーな女の人よりもヒステリーな男の方が仕事をしていて遙かに多く見かける気がする。それはこの業界だけのことなのか。それとも男だからこそヒスは女の専売特許だと思っていて自らを省みることに鈍いのか?
ともあれ言わなくてもいいことを関係ない人にぶつける、というのは甘えでもあると思うので、成人男性がそういうことを職場でするのはいかがなものか、と思うし、同時になるべく関わりたくないと思っているので、今後そういう災厄から逃れるためにも、何か対応を練らなくてはと思った。