my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

課題是やっつけ仕事

ポケモンスタンプラリー2004は先週で終わったのだが、それは景品の交換だけのことで、今日までは各駅にスタンプが設置してある、ということで、娘にねだられて、用もないのに三鷹ピチューを押しに行く。都区内パスは西は西荻窪までなので、フリーパスで行けない地域となるとさすがに人は少ない。しかしこういうフリーパス外に人気のキャラクターが設置してあるところがまた阿漕。たとえば田町にプラスルがいるのに、横浜の桜木町に相方のマイナンが設置してあるとか。用もないのにスタンプを押しに出かけた、という疲労感だけが若干虚しく残る。
そろそろ夏休みの宿題の進捗状況も気になるので、娘に帰宅後宿題をさせる。持ち帰った植物の観察日記は軽く済んだが、読書感想文2つというのがいけない。娘の借りてきた本は『ドリトル先生月へゆく』(ISBN:4001140284)と『ふかふかうさぎ』(ISBN:4652070918)という小2には少々難関な長編。どうも『ふかふかうさぎ』を3分の2くらいしか読んでいないのである。学童に持っていったり、実家にも持っていったりしていたのだが、やはりこの程度しか読んでいないのか。と、目眩……。要領がいいのか、図太いのか、娘は、大急ぎで残りを読んで、ちゃちゃっと感想文を書いていた。横で見ていて課題というのはどうしてこういつも「やっつけ」仕事になってしまうんだろう、と苦笑する。
ともあれ、『ドリトル先生…』のほうをこれから毎日帰宅後キチンと読むように、と厳命を下す(明日覚えていてくれるかも定かではないが)。読み終われば、自由研究も一応出来てはいることだし、残り9日ほどだし、まあなんとか体裁は整うだろう。それにしても、いくら先生に長いのを選べと言われたからと言って、実力を考えずに大物を借りてくるから、こういうことになるわけで。厚いけど文字が大きいのを選ぶとか、できなかったんだろうか、とか思ったりする。まったく、要領がいいのか悪いのか分からない。

わたしは夏休みの読書感想文が苦痛だったことはまったくない。なにせ頼まれもしないのに、大人になっても嬉々として読書録を載せているくらいなのであるから。わたしにとって読むことはいつも楽しみであった。ただ課題として出せそうな本を選び、書くことが億劫ではあったが。しかし、毎日が楽しくてやりたいことばかりなのなら、本なんか読んでいる場合じゃない、というのも分かる気がする。
それにしてもわたしもギリギリまで課題をやらなかったクチだが、当時何を毎日していたのか?と考えても思い出せない。ぼけっとテレビでも見ていたんだろうか…。それって、今と同じじゃ……。