音楽のある雑踏
先週金曜日、帰りがけに地下鉄がやけに賑わっているので何事かと思ったら、こんなイベントであったことを後で知った。
メトロ・デ・ブラジル
http://www.tokyometro.jp/news/2004/2004-08.html
今日はちょっと寄り道気分で、足を止めて聴き入る。休日前の仕事が終わった夕方に聞くサンバはなんとも心地よい。今日も盛況で立ち見にも拘わらず沢山の人がいた。おとなしいBGMとは違い、生の音は負けず主張し、それでいて騒がしくもなく、金曜の夜の雑踏に広がり混じり、溶けていく。人の醸す音色はなんと優しいんだろう。生きている音はなんと温かいのだろう。ライブというものに久しく接していなかったわたしは思わず頬がゆるむ。
こんな風にふと立ち止まるイベントを催してくれるとは東京メトロも粋だなぁ。来週はジャズとボッサ。これも良さそう。