my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

ネイル

久々にネイル出し。

カメリアはシールです。爪に絵を描くなんて私には無理。シールはペディキュアもお揃いです。

使用したもの。

  • ベースとトップ

  • グラデーション

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  • 全体

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  • シール

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姫スイレンの花

今年は一輪しか咲かなかった。小粒だけれどかわいらしい姫スイレン
あっという間に花殻になってしまったので、今は鉢の中はとてもさびしい。
しかもこの猛暑で、緑色の膜のような藻との戦いでもあった・・・。
来年はもう少し大きな睡蓮鉢に移し替えて、外で育ててあげようかしら。

育ててみてしみじみ思ったのだけれど、わたしはどうも睡蓮や蓮の花が自分で思っていた以上に愛おしいみたい。土に咲く花よりも、泥の中で咲く花だからかもしれない。身近に水辺があるというだけで、安らいで神秘的な気持ちになれる。

タルジャの春

現在、フジの平日お昼にやっている韓流αですが、なんとなく見始めたら、今放映しているタルジャの春が面白くなって、楽しみに観るようになりました。
韓流α タルジャの春 - フジテレビ

放送は現在11話までですが、週末なので、気になる続きを一気に観てしまいました。
http://www.showtime.jp/special/korea/guide/dalja/

いやぁ、後半はさらに面白かったです。

韓流ドラマは苦手意識があったので、あまり見ていなかったのですが、これは私にとってはツボといえばツボな設定なのですよね。主人公がアジア版Ally McBealという感じなので、個人的に共感しやすくて、文化が近いせいか、アリーよりもさらに恋愛観、人生観、職業観に非常にシンパシーを感じます。後半は主人公タルジャの苦しみが他人事でない気分になりました。同じような状況だったら、きっと同じように選択するな、とか、絶対同じようなこと言ってしまうな、とか。
恋愛ドラマは往々にして、主人公の恋ばかりを描いているのですが、このドラマは家族や同僚や取引先など取り巻く人間関係を丁寧に描いているのが好感が持てます。たしかに、恋だけなら二人きりの関係で済むのですが、より深く相手を知るとき、どんな環境で育って、どんなふうに生きてきたか、何に傷つき、何に喜ぶかをちゃんと描こうとするなら、家庭や生活を描かないと喋るお人形さんみたいな人間像しかできないのじゃないかと思うのです。日本の恋愛ドラマをあまり見なくなったのは、そのせいもあるのかなぁ。これは韓国というお国柄のせいなのか、主役二人の家庭もキャラが濃すぎるくらい濃いです。そして、親や同僚にどう接していくのかも、納得できる部分が多かったです。
苦手だと思っていた上司や同僚と次第に心を通わせていく様、時に迷惑を被った人さえも包んでいくタルジャの温かさがすごく好きです。あとオフィスカジュアルなファッションも可愛いので観ていて楽しかったです。最初は濃いぞと思ったメイクやヘアもなんだかタルジャのトレードマークみたいでだんだん可愛く見えてきます。

不便と戦う女

↓のエントリを書いて、いただいたコメントで思ったのですが、わたしはつくづく生活のスキルが低い女なのかもしれません。なんていうんでしょうか、不便を解消するための工夫というものに、圧倒的に欠けているのですね。よく言えば我慢強く、悪く言えば無知(涙)。
加えて、日曜大工的な何かも苦手ですので、掃除のために照明のシェードを外すのも、それをとりつけるのも30分ほど悩んでいたりいたします。先日金魚の水槽の濾過装置を組み立てていたら、失礼な娘に「お母さんがそんなことやっているの、初めて見た」と言われました。そんなことはないはずなのですが、そういう印象がよほどないのでしょう。ネジ穴つぶしたこともあったな。しょんぼり。
長年暮らしていると、家具というのもそれなりに経年劣化してまいります。結構なお値段だった割に、我が家の食器棚とドレッサーの椅子には問題が生じておりますが、目を瞑り続けております。以下に状況と対応をご紹介いたしましょう。

  • 食器棚のカトラリー用の引き出し

 (状況)全てのパーツが外れる。思うに、取っ手のある板が厚くて重いので、取っ手を引くと板が外れ、側面の板と奥の板の嵌め込みがずれて外れる。
 (対応)引き出しを1/3ほど開けた状態で放置。たまに動かして外れたら、また嵌め込む。他人さまが我が家の食器棚を見たら、なんとだらしない家なんだと思うことでしょう。

  • 食器棚の観音開きのガラス扉

 (状況)右上の蝶番破損。
 (対応)右の扉を開けない。右側の棚にはよく使用する物を入れない。

  • ドレッサー付属の椅子

 (状況)所謂椅子の4本の脚部の下に左右に板が渡してある形の脚部(名前がわからない)だが、右の板が外れる。
 (対応)木材用ボンドで接着→剥離→より強力な接着剤→剥離→あきらめる

はい、ここ、笑うところですよ〜。

Rainy Blue

雨というIDのくせに、雨が苦手だ。梅雨の季節はいつも気が滅入ってしまう。生まれ故郷には梅雨がなかったから、上京して最初の梅雨は、訳もなく気持が沈んで、大学の教室の窓からグレイの空とスロープを上り下りする傘の模様を恨めしく眺めていたのを昨日のことのように思い出す。
自分の行く先なんて、まだ何も描いていなかったあの頃から、梅雨は好きじゃなかったんだなと思いだす。

社会人1年生の頃、イギリスから取引先の客人が1週間来た時も、梅雨だった。「このところずっとお天気が悪いですね」と言ったら、「イギリスの気候と似ているよ」とその人は言った。それを聞いて、イギリスにはあまり行きたくないなと思った。
ビルの窓から見える鬱蒼とした雨の皇居と、どこまでも重く垂れこめた空と、窓ガラスを伝う雨粒を今もまだ覚えている。お天気の日にははるか向こうに富士山が見えるんですよ、と言ったけれど、彼はついに富士山を見ることはなかった。

そもそも、傘を持つことが嫌いなのかもしれない。片手がふさがってしまうことや、建物に入った際の傘の処理や、喫茶店や電車など適当な置き場所が見つからないことや、どこかに置いて忘れてしまうかもしれないという懸念や、そんなこと全てを面倒と思うのは、降雨量の少ないところで生まれ育った所以なのだろうか。それとも単に生来のものぐさ故なのか。

脚とストッキングの間に雨がじわじわ染みてくる感触や、巻いてもいつの間にやらストレートに変化してしまう髪の毛や、泥がハネてしまうから淡い色の服が着れなくなるところも、制約が増えて出かけるモチベーションを下げるかな。

部屋干しの洗濯物(乾燥機の設置スペースがないため購入できなかった)を眺めながら今日もため息をつく。綺麗な傘やかわいいレインブーツも気を晴らしてはくれない。雨が憂鬱にならない処方箋はどこかにないものかしら。