my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

女と男と仕事とわたし

女神様とお昼ごはん。「お金がない」というので「わたしに奢らせて♪」と言ったのに、「いや、あれはウェルカムランチだから! あ、お金あるわ」とか言って辞退されてしまった。ぐすん。なんでー!甘えてくれたっていいじゃんか〜!*1とか思うのだけれど、女神様は自分で都心にマンションも買う甘えない女子なので、そこを尊重。ぐすん。でも誘ったら来てくれるってことはわたしが好きってことよね〜♪と思い*2、そこにささやかな満足を得る。お互い借りを作るのがダメな性格なので、意地を張り合うと大変なことになるんだな。
女神様から職場での人間関係とか色々ネタを仕入れる。ほほーとか、ひぇーとか言いつつ話を聞く。彼女の隠された繊細さと女らしさを知る。そして、わたしってほんとうにこういうところ、全くもって気にしないな、と思う。何故だろう。勿論昔はそうじゃなかった。いつからこうなったんだ?と自問自答する。
勿論、Bossとの相性とかあるけど、完璧な上司なんていないし、吐きそうなほど嫌いな上司もいなかったし、どんな人にも学ぶべき所はあって、苦手なところはなるべくオモシロがって笑うようにして、ここはラクだなと思う部分を見つけ、うまくネゴるという処世術を身につけていた。そもそもロジカルな評価を得られないなら、評価制度に穴があるって思うし。その人が自分をどう思っているかなんてことまで、心配しても杞憂だと思うようになった。業務と成果だけあれば、気持はどうあれロジックで話せるから。
それにね、自分が思うほど、人って自分のこと気にしてないんです。そんなことを彼女に話そうかなと思ったけど、今は聞いてあげるだけのほうが良いな、と思って聞いていた。悪魔のようなわたしは、マネージャーさまたちの失言を内心面白がっていたことは無論である。


閑話休題。大概にして女性の方が細やかでキッチリ仕事をするのだけれど、気分とか感情を持ち込みすぎなんじゃないかと思うときがある。あんなに一生懸命仕事していたのに、ああ、ここでそんな言い方したら損じゃない、と感じることがある。男性でもロジックが拗くれてご都合主義に走っている場合も往々にして見かける。わたしは愚痴は言うけど、爆発したいときほど、冷静になる。脳をフル活動させて如何に説得するかを考える。感情での言い合いはなんらアウトプットに結びつかない。むしろマイナス。だから、女の子と女の子の間に挟まってしまった場合、極めて冷静に今やるべきことを言うだけ。たぶん男っぽいんだろうなぁとこんなときはよく思う。
先日も女子同士がメールでCCに関係者も入れたまま、ミスを指摘し、反論しあい、というのがあった。*3CCに入っていたのはわたし以外は全員男性。案の定、男性はこういうとき、全く無反応。まぁ、お気持ちは分かります。でも何も言わないのもどーなんだよ、と思いつつ、いつまでに何をしてくださいとオーダーを極めて冷静に出す。やってしまったことは仕方がない。頭を切り換えて、ミスをいかにして最小限に喰い留めるかにベストを尽くすべきでしょ、と。
こんなとき、場の空気を一気に変えつつ、さっと指示出せる男性がいれば惚れるんだけどね。ざんねーん! ま、いないからわたしの出番もあるってことか。うん。

*1:おお、これが男性心理か、とか思った。

*2:ああ、ここも男性心理かも!

*3:ついオモシロいので、転送してしまった・・・。性格悪くてゴメンね。