my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

Is it beautiful or not?

ミッション2終了。仕事が形になっていくのが嬉しい。ごちゃごちゃとした乱雑な資料が纏められ、整然としたフォーマットに納まっていく、このカタルシス。できあがったフォーマットを眺めながら、それらがごくごく簡単なまとめになるのをほくそ笑んでみている。水面下では多くの資料を必要としたけれど、それらはそしらぬ顔でちんまりと並べられるのだ。それが虚しいとかちっとも思わない。むしろ美しいと思う。
たとえば文章を書くこともわたしにとってそう。
見えないモノやもやもやとした心にあるモノを自分の中の整然とした規則で納めたい。わたしにはそういう妙な性分がある。多分他の人には理解しがたいだろう。けれど、そうせずにはいられない。納得がいくか行かないかは自分の中では常に大問題だったりするのだ。だから他人が通り過ぎてしまうことも、わたしは突っかかり、立ち止まり、考え込み、ジタバタと心の中で苦闘する。そうやって生きてきたし、これからもそうなんだと思う。
こんなわたしを理解し、付き合ってくれる数少ない貴重な人は「難儀な奴だな」と笑ってくれる。わたしが納得する様な理屈を探し出しては説明してくれる。
適当になんて思えない。もやもやのままでいたくない! そんなコダワリが人生を窮屈にすることもあるけれど、それでもいいじゃない。それがわたしなんだから。