my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

おなじない

空が青いとか、こんなに高いとか、
空気に冬の匂いがするとか、
ご飯が美味しいとか、この歌が泣けるとか
そんな当たり前のありふれたことがとてもスペシャルに思えたように

新しいグロスの封を開けるみたいなときめきが
小さなどきどきが
きっとまたくるんだよ

ぜったいにね


胎児みたいにまるまって、毛布にくるまって、
たくさん泣いていても
背中を撫でる手がそこにはなくても

だいじょうぶ
あなたなら きっと
だいじょうぶ

ぜったいにね