my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

Book Baton


奈々ちゃん(id:hisamura75:20050622)から、マトン・・・もといバトンをいただきました。ありがとう。むしゃむしゃ。

  • 持っている本の冊数


実家に衣装ケース×2、スチール本棚にびっしり(整理予定無し)+今のアパートには200冊程度。スペースの関係上、本棚から溢れたらブックオフに売りに行く、ということにしています。所有欲みたいなのはなくなったなぁ。

  • 今読みかけの本 or 読もうと思っている本

 エッセイが面白かったので、こちらも購入。

 久々のパタースン。期待大。

 図書館で予約待ち中。

  • 最後に買った本(既読、未読問わず)

単行本化されたと聞いて、急いで本屋に走りました。待ちに待った割に未チェックだった……。未読本が残り少ないなぁ。不安。

  • 特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)

5冊なんて選べない〜〜〜!と叫びながらもやってみる。あくまでも今の気分で。

愛蔵版 星の王子さま

愛蔵版 星の王子さま


何度もの引っ越しにもめげず、なくならずに何故かいつも手元にある本。なんだか不思議な縁を感じるというか。呼ばれているような引力を感じるというか。今、娘が眠る前に少しずつ読み聞かせてあげています。この物語の内容が分かっているのか分かっていないのか、それは謎なんだけれど、面白ければいいよね。共にバラの花の気持ちがよーく分かって涙してしまう、そんな屈折した親子です。

    • ぼくを探しに

新装 ぼくを探しに

新装 ぼくを探しに


シンプルな画とシンプルなストーリー。だけれど、ここに端的な人生のエッセンスがある、そう思うのはわたしだけじゃないはず。このシンプルな画と言葉に何を載せ、何を感じるかはその人次第なのかも。人は皆「かけら」を探して旅をするものなのかも知れません。見つけたと思ったその後でも。緻密な文章を並べるより、誰にでも分かる言葉で、誰にでも何度でも読める、そんなお話を書ける人って偉大だと思う。

    • センチメンタルな旅・冬の旅

センチメンタルな旅・冬の旅

センチメンタルな旅・冬の旅


女体もオブジェ化してしまう、無機質なマン・レイも好きだけど、実は人間くさいアラーキーも好きなんです。むふ。これは職場の先輩(女性)に誕生日にプレゼントされた本。とても嬉しかったし、何度も見返しました。センチメンタルな旅と続けて冬の旅を見ると感慨一入。本好きのくせに、こういうのを見ると、言葉は要らないよね、って思ってしまう。

    • ヴァージニア

ヴァージニア (新潮文庫)

ヴァージニア (新潮文庫)


読んでいて愉快になる類の本じゃないけれど、特に冒頭の文章は忘れられない。小説らしい何があったわけでもない、だけど何も無かった訳じゃない。心の中では何かが始まり、大きく抉れていく。それをひたすら見つめていく残酷で痛い筆致。
倉橋由美子江戸川乱歩ロートレックに、クリムト。なんかそのような、内に潜んだ血の匂いというかどろどろしたものに対しての耐性が意外と強いんだと思います。

    • 夏の闇

夏の闇 (新潮文庫)

夏の闇 (新潮文庫)


生きることの希薄なこの世にあって、開高健の文章はわたしに何かを思い出させてくれる。その強さに、揺さぶられるような気持ちになる。渦を巻くような鬱屈した思いや、向かわずにはいられない、そんなラストの一文の力強さ。読んだ後の気持ちは今でも思い出すことができる。暑い夏の夜に読みたくなる一冊。


削りに削った5冊。うわー、坂口安吾が、石川淳が、太宰治が、内田百輭が、入ってない〜! どうしてだろう。澁澤龍彦とか、小林秀雄とかも、入れてみたかったわ! でも自分にとってガツンと来た本というと、どうしてかこういう並びになってしまったんだなぁ。

  • 次にまわす人5人まで

id:my373さま(秘技バトン返し)
id:CastleDragonさま(仕返し?とも言う)
id:satsuki566さま(非コミックということで)
id:largeさま(風呂で本を読む仲間ということで)
id:mashowさま(写真の本が多くなるのかな?)


他人様の読書癖を眺めてみるのも楽しいので、よろしくお願いします。もちろん例によってうざかったら、スルーしてくださいな。