my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

天然か確信犯か

昨夜一人ピンク・レディーをした後(娘から見ると非常に変な親だとは思うが、もうそのへんは諦めているのかもしれない)、深夜に音を極力立てないように包装紙やらラッピング小物と格闘してなんとか包んだプレゼントを枕元に置いて寝た。焦げ茶の包装紙に金とピンクのチュールネットをかけて、ブルー系のコード紐で結び、葉っぱのオーナメントをリボンに結びつけ、そこに、パン屋さんで見つけたサンタさんとツリーのドラジェを飾ってみた。食べられる飾りって娘向けの気がしたのだ。今回はあれこれ悩んだ挙げ句、もう小細工は諦めて、誕生日にがんばることとしたのである(それならわたしの筆跡だってなんら違和感はないわけだ)。
「サンタさんが来たよ!」娘の嬌声と共に目覚めたが、布団の中で薄目を開けて様子をうかがっていると、嬉しそうに包装紙をはがし、リボンも葉っぱの飾りも丁寧に箱にしまっていた。そして望むものが現れて大喜びでパーツを取り出し、箱の説明通りに並べて遊びだした。
遊んでいるのを傍目で見ていると、お茶犬のポットハウスは非常に良い出来だ、と思った。小物も渋くてなんだか可愛いし、また全てのパーツがポットの中に収納できるという、非常に有難い作りなので、片づけも簡単。
数日前にトリビアの泉で知った黒いサンタさんが来なかったことを密かに安心していたらしく、また、一年私はいい子にしていたからもらえたんだ!と胸を張っている。その一方でNORADのサンタ・クロース追跡ページを見て「じゃあ、なんで昨日のうちにサンタさんが来た家があったの? ひょっとして…」とここでわたしに耳打ちし、「(その子のところは)お父さんとお母さんがやってるんじゃないの?」と聞いてきたりして、なかなか返答に困ることを言う。
しかし、「サンタ・クロースは信じている子のところに来るの」と言っているので、絶対に信じる!という信念はあるらしく、そうそう揺るがないのかもしれない。いや、近い将来確信犯になりそうな予感はあるのだが。
その後一緒にめちゃイケ!の中居くんの災難を見ていて、お約束だとある程度見抜いているのを知り、「こいつ、意外に鋭い。ひょっとしたらもう、確信犯なのかもしれない」と思った。