my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

なんちゃってシャギー

美容室にも何度か娘を連れて行ったが、じっとしているのが苦手らしい。やっぱり私に切って貰いたいというので娘の髪を切ったのが3ヶ月ほど前のことだ。結構頑固に伸ばすと言い張っていたので1年半くらい伸ばしていたから結構長くなっていたのだが、見た目にうっとうしそうだし、自分でシャンプーするようになったので邪魔だろうと思い、子どもは肩くらいの髪がかわいいという私の意見もやっと受け入れてくれたのだった。幼児の頃買ったカットばさみでじょきじょき切っていく。中学生くらいの頃にヘアカタログなどでカットの仕方を本で読んでいたので、憶えた知識を早速使いたくて、母や妹で実験したことのあるわたし。母に頼まれてホームパーマなども母で実験したりした。その程度なので余り自信がないし、プロが見れば穴だらけだとは思うが、まぁ娘の我慢の限度もあるので適当なところで諦めていたりする。

それでも、軽くなって本人は楽になったし、周りにも褒められたし、母親にやって貰ったことが嬉しいらしいので本人はこれまでの主張をあっさり捨ててしまったようだ。しかし、こんなものだろうと思いながらも、カットばさみだけではいまひとつ今風にならないのが微妙に不満だった。またわたしがカットするとなると、やはりまっすぐなカットよりごまかしが利くだろうと思い、使うかどうかも自信がなかったが、すきばさみを買ってきた。まず自分の前髪で試して、なんとか扱えそうだと思ったので、「もっとかわいくなると思う」と勧誘し、娘の髪を切る。
じょきじょきと広範囲に梳いていくと、結構楽しい。楽しくなりすぎてやりすぎないよう自省しつつ、切っていく。ものすごく適当なのにあっという間にシャギー風ができた。しかしこれまで段らしいものを入れたことがない娘の髪は梳いてみるとものすごい量の髪の毛だった。乳幼児だった頃のほにゃほにゃとした柔らかい毛ではなく艶もコシもある髪なので、大人のそれと何ら変わらない。これで髪の毛も乾かしやすいし、シャンプーも楽だろう。鏡に映った自分の顔を見て娘はすっかり気に入った様子。よかった。よかった。しかしカットの知識と技術は、もうちょいと仕入れたかったりするので、何かで勉強したいという妙な野心が出てしまった。


明日は終業式。またお弁当づくりが始まるわけだ。クリスマスもあるし(プランは相変わらず煮詰まっていない)、勿論会社もあるし、そして年賀状も何もしてないし、大掃除も手つかずだ。まぁ出来る範囲でやろう…。
と、焼き芋を二人で分けて食べながら思う休日である。