my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

都合の良い展開

明日の図工で「あきかんでオモチャを作りたい!」と娘が言い出す。この前の図書の入れ替えの時、先生の希望を伺ったら、オモチャ作りのヒントになるものを、との要望だったので、早速図工でオモチャ作りが始まるらしい。しかし空き缶がないので、家にあるホールトマト缶でも中身を開けようかと思っていたら、「そうじゃなくて、押したら潰れる缶じゃなくちゃダメ!」と言う。なるほどスチール缶じゃダメなのね。おまけにウッドビーズも必要だとか。
「どうしよう、今から買いに行くしかないわよ」と言うと、「買って用意したらダメなの!」と叱られた。なんでも、あるものを持ち寄るのでわざわざ買って用意してはいけない、と先生に言われたのだそうだ。その言いつけをしっかり守っているところが実に小学生らしい。手ぶらもなんだかなぁと思いつつ、まあ仕方ないかと諦める。

そんな会話をしつつ食事を片づけていて、ふと手に取ったものを眺める。ん?これはまさしく娘のお望みのアルミ缶ではないか。
「これ?」と聞いてみる。「そうそう!」
今日は鍋だし、ふと気が向いて珍しくコンビニでタカラCanチューハイを購入したのだった(それでも350ml1本を持てあますのだが)。普段置いていないんだけど、卵を買い忘れてコンビニに寄り、ついでに買ったのだ。なんという偶然。結果意図せずして缶だけは用意できることになった。


しかし、お酒の缶を持たせる母親って言うのもなんだかなぁ、なんだけど。ま、いっか。