my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

愛と経済

昨日買った娘の本、『かいけつゾロリ つかまる!!』は900円→500円で売られていたが、『アリーテ姫の冒険』は980円→105円。『ドラえもん』13巻と18巻はまったくバラで380円→250円。
こう見てみるとブックオフの値段設定は絶妙だと思う。売れ筋というのを憎いくらいに心得ている。だからこそわたしのような臍曲がりには掘り出し物があって有難いのだけれど。なんにせよ旬の本は定価で買い、さっさと読んでさっさと売るというのが正しい流通の仕方なんだろうが、そうすると愛する古色蒼然とした本たちは定価で買う必要が無くなるわけで。一度読めばそれでいいやと思う本こそ定価で買ってあげちゃうわけで。そうすると、払った金額は必ずしも愛と比例するわけでなく。それってなんだか可哀想。だから売れてる本も定価で買ってやらないやい!とか。

こんなことを考えて賢く本を売買できないわたしは、やはりアホなんだと思う……。