my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

一塩

金曜日の夜はいつも楽しい。これは労働してみなければ分からない心地だろう。ある程度自由にならない時間を持っているほど、開放感は強くなる。とすると、幾ばくかの不自由は自由を教えてくれる。悲しさも苦しさもまたしかり。
冬があるから春が嬉しい。夜があるから朝が心地よい。雨が降るから晴れると清々しい。苦しい日々はきっとあなたを豊かにする。
お汁粉に入れる一塩みたいに。ほら、甘さが際だつ。