my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

絵葉書と芋洗い

いつの間にか梅雨が明けたらしい。そういう盛夏の始まり。今年も保育園の年長時代の保育士さんから娘に海の絵の葉書が届く。保育園主催の夏祭りの招待だ。去年は行けなかったが、今年は運動会でもすれ違ってしまい、娘はとても保育士さんに会いたがっていた。
今日、夕方5時過ぎからの開催なので、学童クラブの帰宅を繰り上げて、近所の友達とそのお母さんに一緒に行ってもらう手配をした。会社が引けて、そのまま保育園に迎えに行く手筈だ。が、習慣とは恐ろしい。3年も通ったというのに、駅の改札出口も保育園に近い方の出口ではなく、いつも通りの出口を出てしまう。遠回りしていたことに、園が見えてから気づく、という忘却ぶり。懐かしい門を入って驚く。OB、OG、現役、その両親、入り乱れて、狭い園庭が芋洗い状態だ。感傷に浸っている場合ではなかった。
それでも見知った顔に挨拶などし、一時は発見不可能ではないかと焦ったが、ようやく、ありったけのポケットに戦利品を詰め込み、麦茶を飲んでいる娘を見つける。友達にお礼を言い、一緒に帰宅した。途中、娘の背中に触れて、Tシャツがぐっしょりなのに驚いた。見ると鼻の頭はおろか髪の毛も顔全体も、見事なまでに濡れ雑巾然としている。帰宅して娘にシャワーを勧め、足が痒いのでぼりぼり掻いていて、気づく。なんと4カ所も蚊に刺されている。ちなみに娘は無傷。そういえば、あの園庭で娘を待っていたときも何故かよく蚊に刺されたのだった。しかしあれほどの人だかりの中で、しかも30分ほどしかいなかったのに、こうも刺されるわたしって、蚊に効くフェロモンでも発しているんだろうか。
んでもって、ひょっとして成人男性に効くフェロモンは出てないんだろうか。およよ。