膨らむ妄想
アットホーム・ダッド最終回。
男が家にいたっていいだろうという姿勢で貫いたんだな、このお話は。家族の笑顔が見られれば、それが一番と腹を括ったという着地点に落ち着いたんだけど、実際こういう結論をするのは難しいだろうな、と思う。やっぱり夫にも生き生きやりたいことをやってもらいたい、っていうのがあるわけで。ハウスキーピング役を任される側が本当に楽しかったらいいのだけれど、どうも我慢して甘んじているという描き方になっていたと思う。
それだと、やはり家事を受け持つほうは犠牲を強いられているのであって、本当の家族の幸せって何か?という模索にはちと甘い結論だった感じ。個人的には丸く収まった感が足りないエンディングだった。
ここは是非、夫婦共働きで家事も分担、文句を言いつつ、以前よりはずっと家族想いの理解あるお父さんと生き生き働くお母さんってのを描いて欲しかったなぁ。*1
しかし、やはり昨日のことが頭から離れず主演二人が気になる。エプロン付けてるこの二人、阿部寛が榎木津で、宮迫が木場なのね、そうなのね、と顔を眺めては、榎さん、顔が黒すぎる…、木場修(阿部寛と並ぶと特に)ちっちゃすぎるよ…と呟くのだった。
余談ながら、はてな内でキーワードをたどっていると、沢山の楽しい京極堂キャスティングが見られて、楽しかった。こういうとき、はてなって便利だなぁと思う。自分の楽しみのためにいろんなキャスティングを後で集めてみようかなぁ、などと思っている。*2