my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

眠れない夜と地続きの朝

眠れない夜。頭の中がぐちゃぐちゃになって、朦朧として、やっと眠りについたのが深夜2時。まさにいっぱいいっぱいな状態であった。誰もいない夜。
結局、わたしは自分にできることを、一生懸命考えて、ただ精一杯やればいいのであって。それ以外のどうにもならないことや、なってしまったことは、消しゴムで消すわけにも、ゴミ箱に入れて削除する訳にもいかないわけで。そういうどうしようもないことを、悶々と考えても仕方ないので考えまいと布団をかぶるのに、神経だけが波立っていて、指先とか爪先とか体の先端が痺れて気がつけば奥歯を噛みしめていたりして、力が抜けない。こんな風に悩むなど、もうないと思っていたけれど、やっぱり自分以外のことだとあるんだな。これはいつまで続くんだろうか。

それでも朝はくるのだった。すべての人に等しく。そのことだけは経験から知っている。
眠れない夜と地続きの朝、自分にできるだけのことをしたら、少し落ち着いた。情報が増えれば、判断材料も増えていく。朝がやってくるように、見えてくるものがある。動けば世界は少し変わる。
こうやって一つずつ慣れて、強くなっていくんだろうか。震えすぎるアンテナとか、ちょっとばかりハードに受け止めてしまう部分とか、そんな負荷も、経験が軽くしてくれるんだろうか。

とにかく、今はやれるだけのことを、やれますように。やり抜けますように。