my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

ふたつの経過

朝嘔吐もなく全くいつも通りの元気な顔で娘は登校した。おそらくは大丈夫と思うけれど、子どもの様子は急に変わることもあるので呼びだされる覚悟をしながら出社。年末の慌ただしさに追われていると、あっという間に午前中が過ぎてしまう。今日は午前授業なので、連絡がなかったということは無事クリスマス会を終えたんだろうと安心しながら仕事をする。

夕方娘から帰ってきたよと言う電話があり、安心して皮膚科に立ち寄る。「治りました!」と自信満々でうなじを見せると、先生はタートルネックのセーターをぐいと広げて中をのぞき込み、「うーん、肩の方が少し荒れそうだなあ」と仰る。とほほ。
今日は寒かったので刺激の少ないカシミア100%のタートルネックを着ていたのだが、先生から「セーターは素肌に着ちゃダメだよ」と注意を受ける。中に綿のキャミソールは着ていたのだが、見えなかったのか、それとも首とか腕も保護しなくちゃいけないということか。慣れてきて普通肌の人みたいに暮らす、その配慮のなさがトラブルを引き起こすと言うことか。しょぼん。
お休み中が心配なので、少し荒れてきたら首に塗った薬を使うようにと軟膏をまた処方される。これは混ぜものらしく容器に入っていて何の薬か分からないので「先生、これってステロイド入っていますか?」と聞くと「ちょこっと入ってる」と言う。
ステロイドは広範囲に長期間使用し続けることや、独断で顔などの吸収されやすい部位に使うなどが危ないのであって、医師の指示通り使うことをしていればある程度信用しなくてはならないと思っている。そんな話を先生ともした。とはいえ、それは、わたしは顔にはトラブルが出ないし、広範囲にもなっていないので、そう精神的に苦しくはないから言えるんだと思う。
そもそも皮膚科医からステロイドを取り上げるのは外科医からメスを取り上げるようなものだ、とも思う。疑心暗鬼になりながら受診しなければならない重度のアトピーの人なんかはもっともっとつらいことだろう。
この先生はなんとなく長期に渡るケアというのを考えてくれそうな気がしたので、またこの先生にお世話になるのがいいかも、と思った。
ともあれ、最近トラブルがなかったので安心しきっていたが、日常のスキンケアとか食生活とかはキチンと考えなくては、と改めて思うのだった。