my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

お楽しみ会

学童クラブのお楽しみ会。
昨年はわたしもこの係だったので、朝から考えられないくらいの量のビーフシチュー作りをしたのだった。それはもう料理と言うより工場での作業とか多量の化学実験といった感じだったのだが、今年はカレーになったらしい。鍋も去年は特大サイズの寸胴鍋だったので上部に熱が伝わりにくいし、お玉で底まで届かないのでかき混ぜにくかったり、と思うように進まなかったものだったが、今年は平鍋を使い、短時間でできたとのことだった。
子どもたちも午前からデザートやサラダや軽食作りを担当するのだが、娘の班は今年はチョコレートフォンデュだった。昼前に帰ってきたので、苺やバナナやマシュマロを串に刺す作業だけだったので比較的簡単だったとか。

お昼を食べさせてから、去年よりかなりゆとりを持って過ごす。例年子どもたちの年忘れステージの出し物があるのだが、そのステージの準備で娘は一足先にまた出発。今年は娘はさるまわしのおさるさんとして登場するらしい。昨年もさるまわしの出し物が面白かったので、サルの着ぐるみを着た娘を見るのがちょっと楽しみだった。
子どもたちの演目は影絵、お芝居、紙芝居、ダンスなど色々ある。当初一輪車を自分で提案して、メンバーも集まり練習をしていた娘だが、さるまわしの人数が足りなくなって急遽、他の子に一輪車を譲り、はいることになったのだとか。去年も間違い探しゲームなどで色んな扮装をしたりしていたので、どうも娘はお笑い系に走る運命にあるようだ。4年生の中に一人新入りざるとして出演した娘は一輪車で登場。フラフープや皿回しを熟練のお猿さんがやってみせたところに一番最後にオチとしてやるという流れ。火の輪くぐりをさせられそうになって、バケツの水をかけて消火とか、おお、思ってたより美味しい役だな、と眺めていた。タイタニックとか冬のソナタをパロったお猿さんの劇を見て、小道具をさっと出したりしている様子にお母さんたちに「しっかりしてるわねえ」といわれたが(というか、いつもしっかりしていると言われるのだが)、普段家で異常に甘えん坊でぐうたらなせいなのか、その褒めことばがまったくピンと来ない。
今年のトリの女の子のダンスはゴリエちゃんのMicky!で男の子は落語をベースにしたお芝居。4年生になると見応えのあるものを演じるので「ああ、いつかこんな風になるんだよなあ」と思うことしばし。
父母会の出し物は、いつも名前を呼ばれて参加させられる。去年はお玉でピンポンを掬うキャッチボールをさせられたので、今年は指名はないだろうと思っていたら今年は真っ先に呼ばれてしまった。うー。運動音痴のわたしにはプレッシャー。
今年はバトミントンの羽根のようなものに持ち手がついたような道具で、ボタンを押すと羽根の中に入っている玉が飛び出てくるというもの。これで学年対抗でキャッチボール。非常に加減が難しい。しかし、相手のお父さんが上手だったのでうまくキャッチできた。安心していたら、3、4年生対抗で4年生が勝ったので、そっちとも対戦する羽目に…。結局2回戦目は敗退。思えば去年もそうだった気がする……。

その後夕食会でカレーやサラダやロールサンドやデザートを食す。見た目が豪華なフルーツポンチは残念ながら白玉もパインも苺も全てが三ツ矢サイダー味で、ここにサングリアを大量投入したいと思ってしまった。デザートは比較的全部甘過ぎて悲しい。唯一食べられたのはコーヒーゼリーとチョコチップクッキーかも。でもバイキングみたいに色んな食べ物が並んでいるのは壮観。それにつけても、全種類調達し、周りの子たちが食事を終えても一人じっくりじっくり食べ続け、「あらあら、絶対お嬢さん残すわね」と余所のお母さんたちに言われて「いやいや、どうでしょう」なんぞと会話していた横で、最終的に全部食べた我が子は、ある意味すごいと思った。

最後にサンタさんから子どもたちがプレゼントを貰って終了。
サンタさん役はシークレットなのだが、「あれはNくんのお父さんだよ」と娘が言うので、保育園時代の「今日ね、サンタさんが来たよ」なんていう無邪気な夢は日々薄れているんだなあ、と、とほほな気持ちに。「あのサンタさんはひげにも眉にもゴムがあったし、違うもん!」と言うので「じゃあ、本当のサンタさんはいると思うの?」と聞いたら「絶対にいる!」と答えた。
「どんな人だと思う?」
「アメリカ人とか、そういう人。グリーンランドにいるって4年生のSちゃんが言ってたよ。」
なるほど。


えー、小細工するにも大変な時期になってきました。