my trivial daily life

観劇備忘録のようなもの

帰路はいつも少し切ない

ホテルのお布団はふかふかで暖かく、風呂上がりに飲んだ缶チューハイ1本も手伝って気持ちよく熟睡。朝6時に目覚めたもののもう少し寝たくて二度寝。次に目覚めたのは7時。心地よい目覚め。支度して階下に行き朝食。和食だったのだが、香の物に梅干し、納豆、味付け海苔、焼き魚、煮物、味噌汁、卵と、これでご飯一膳ではとても無理だろうという品目の多い食事で、娘は味噌汁と納豆でご飯を半膳食べたくらいだった。ご飯は柔らかすぎて確実にうちの方が美味しい!と思ったのでこっそり娘に聞いてみたら、味噌汁もうちの方が美味しいよ!と言われ、いい気になるわたし。それにしても、温泉卵かと思って割ってみたら生卵だったのでいささかビックリした。これは溶いてご飯にかけるものなんだろうか?と思ったが、結局割っただけで食せず。
朝食後チェックアウトまでふらふらとお散歩。まだお店は開いていないので、ホテル傍の神社でおみくじをひいたり、路地裏探索をする。昨日来たときも思ったのだが、この町は本当に人や車が少ない。夕方到着したときもさほど人とすれ違わなかったし、電車もJRのローカル線だからか、下車するときはドアを自分で開けるということに驚いた。そして人や車が少ない分、空気が格別に違う。
ホテルを出て、ライブの予約や宿の手配でお世話になった方に偶然お会いし、ご挨拶する。何から何までお世話になったのにも拘わらず、何もしてあげられなかったと悔やんだ口調で仰るので、とんでもない!と言った。奥様ともども本当ににこやかで優しく、非常に温かい気持ちになった。
駅までの道中を記念館や店先を覗いたりして駅に到着。工事中のロータリーや真新しくてがらんとした駅は、きっと普請中なのだろうか。観光に力を入れる予定なのが駅周辺の雰囲気から感じられるのだが、作られたイメージになっていくのは少し悲しい気がする。
1時間に1本しかないローカル線だったので最初調べたときは驚いたのだが、ここのペースに合わせるということを覚えてしまえば、そうつらいものでもない。比較的スムーズに新宿に着き、新宿で昼食。明日は娘が土曜日の代休で、学童で遠足のため、近所でお弁当の買い出しをし、欲しがっていた『ドラえもん』の単行本1〜2巻を購入したり和菓子屋さんでお菓子を買ったり。

旅というより遠出くらいの感じだったので体力的にはかなり楽だと思った。帰省でうんと遠出に慣れているからなのかも知れないけれど。


水の色や空の色が違うと思うなら、もうそこは異国。


旅のお土産は例によってfotolifeにありますので、よろしければどうぞ。